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武骨で格好良い!MITARI WORKS(ミタリワークス)のタキビスタンド レビュー

2020年9月に誕生したガレージブランド、MITARI WORKS(ミタリワークス)から販売されている焚火台「タキビスタンド」を購入したので紹介したいと思います。

MITARI WORKS(ミタリワークス)とは

生粋のアウトドアキャンパーのジュエリーデザイナーが、キャンプギアのバイヤーと、相模原の下町鉄鋼所と組んで、もとより自作でいろいろ作っていたアイテムを、製品として生み出せたらというところから始まりました。デザイナー、マニュファクチャー、セールスの各々がそれぞれの仕事をしている中で偶然出会い、各々の利益や目的が偶然合致してスタートした日本のブランドです。そんな三人が集まり、「三人 / ミタリ(和語系数詞)」と命名しました。ブランドロゴもよく見ると人が三人いるように見えませんか??

出典:ミタリワークス

商品も今のところ焚火台しかラインナップされておりません(2021年4月現在)
タキビスタンドS/M/Lの3サイズと、専用拡張パーツと専用トップテーブルのみとなっています。

今後の商品展開に期待ですね。

誕生したばかりというこもあり、知名度や流通量はまだまだ少なめです。

そのためキャンプ場で他の人と被ることはないでしょう。

ほぼ受注生産のような販売のため、注文してから手元に届くまでに1ヶ月~2ヶ月近くかかります。
手元に届いた時の感動は言葉では表せないですね。

それでは紹介していきます。

タキビスタンド基本情報

SサイズMサイズLサイズ
サイズ △170 x 170mm(開口部/高さ)△230 x 245mm(開口部/高さ)△340 x 350mm(開口部/高さ)
重 量650g1,320g3,700g
原 料軟鋼(SS400材)軟鋼(SS400材)軟鋼(SS400材)
付属品収納袋収納袋収納袋
価格17,600円24,200円29,700円

特徴的なプレート3枚とロストルを組み合わせて使用する、3角形型の焚火台です。
別売りのプレートとロストルを追加すれば、4角形の大きな焚火台としても使用できますよ。

プレート1枚1枚は思っていた以上に薄いです。
届いたときは「プレート1枚しか入ってないんじゃない?」と思うほどでした。

3枚重ねても1cm以下ですが、見た目以上にかなり頑丈です。
一晩使いましたが変形などは一切ありませんでした。強い。

付属品は収納袋のみですが、収納袋にプラスして気化性防錆紙に包まれて届きます。
この防錆紙に包んで保管し錆を予防するようです。
無いよりはマシ、くらいな感じですかね。

公式サイトで購入した場合のみ、有料オプションで耐熱塗装加工(防錆処理)をお願いすることもできますよ。

私が購入したのは一番大きなLサイズのタキビスタンドですが、スノーピークの焚火台Sとほぼ同じサイズ感でした。

スノーピーク焚火台Sとの比較その1
スノーピーク焚火台Sとの比較その2

収納ケース

ミタリワークスの収納ケースは普段使いも出来るトートバッグです。
ペラペラな生地ではなくしっかりとした分厚い生地のトートバッグなので、ケースとして使うのはちょっと勿体無い気がしますね。

スノーピーク焚火台Sとの比較その3

並べてみると焚火台SとタキビスタンドLの収納したときのサイズ感はほぼ同じですね。

見た目

美しい。

あぁ、美しい。

他に類をみない独創的で洗練されたデザイン。美しい。。

注意点

燃焼効率は非常に良いのですが、隙間が多いため小さくなった炭や灰が地面にかなり落ちます。

環境や他の利用者が気持ちよく利用できるよう、焚き火シートなどを地面に敷いて利用しましょう。

私はスノーピークのベーススタンド(Sサイズ)の上で利用しました。

かなりカッコいい焚火台なので、周りと被りたくない拘りキャンパーにはオススメですよ!

公式サイト
https://www.mitariworks.com/

Yahoo!ショッピングと楽天市場では正規取扱店のvic2で購入可能です。

ただ、vic2さんYahoo!ショッピングでLサイズの販売価格間違えてます
今ならYahoo!ショッピングでLサイズをMサイズの価格で購入できちゃいますね(2021/4/7現在)
ショップに伝えるべきでしょうか・・・?

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LOGOS(ロゴス) 3WAYスタンドハンモックレビュー

LOGOS(ロゴス)の3通りの使い方が出来る自立式ハンモック、3WAYスタンドハンモックを紹介します。

自立式なのでキャンプはもちろんのこと、自宅でも使えるのはうれしいですね。

まずは内容物の確認

フレーム本体×1
ハンモック用座面×1
ハンモックチェア用座面×1
ハンガーラック用ポール×1
スクエアクッション×1

フレームがスチール製のため総重量は約10.7kgと持ち運びにはちょっと不便ですが、その分頑丈な作りになっているので安心です。

フックやピンの先端にはラバーカバーが付いています。
付けたままでも使用は出来ますが、見栄えが悪いので使用時には外して使いましょう。

使い方は3通り

通常のハンモックとして

ハンモック生地は192cmなので、平均的な成人男性でも問題なく使用できますよ。
生地の幅も149cmもあるのでしっかりと身体を包み込み極上のリラックス感を味わえます。

ハンモックチェアとして

ブランコではないので注意してくださいね。
ブランコのように動かしてしまうと転倒や破損の危険性があります。

ハンガーラックとして

キャンプで衣類を干したりS字フックなどで小物を吊るすことができます。
もちろん自宅での衣類用ハンガーラックとしても使用できますよ。

出典:LOGOS

特徴は?

一般的な自立式ハンモックに比べ、接地面が可動してしっかりと地面にホールドするので安定感は抜群です。
接地面へのダメージも少なくなるので自宅使いではうれしいポイントですね。

出典:LOGOS

フレームについているフックもベアリング式で可動するので、気持ちのいいスイング動作でくつろぐことが出来ますよ。

出典:LOGOS

座面の生地にはコットン素材を使っているので肌触りも抜群です。
もちろん付属のクッションもコットン製ですよ。

出典:LOGOS

キャンプや自宅でのリラックスタイムに。

フレームを手すりとし癒しのスイングチェアとして。

キャンプで濡れた衣類の乾燥や自宅での衣類の収納にも。

自宅やキャンプ場で極上のリラックスタイムを☆

子供たちにも大人気で取り合い必至のようです。

LOGOS(ロゴス) 3WAYスタンドハンモック基本情報

総重量(約)10.7kg
サイズ[ハンモック組立時]
(約)250×86×80.5cm(座高23cm)
[ハンモックチェア組立時]
(約)121×86×106cm(座高33cm)
[ハンガーラック組立時]
(約)121×86×106cm
[ハンモック生地]
(約)192×149cm
[ハンモックチェア生地]
(約)148×74cm
[クッション]
(約)36×36×14cm
収納サイズ(約)120×19×19cm
耐荷重目安(静止荷重)(約)100kg
主素材[フレーム]スチール
[生地]コットン
公式サイトhttps://www.logos.ne.jp/products/info/3220

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ハイ&ローの2WAY仕様!TENT FACTORYのTFスタンドハンガー レビュー

今では色々なアウトドアメーカーからハンガーラックが販売されていますね。

そんな色々なハンガーラックある中で、私が購入したTENT FACTORY(テントファクトリー)のTFスタンドハンガーを紹介します。

キャンプにハンガーラック?
ハンガーラック候補
 ┣MINIMAL WORKS インディアンハンガー
 ┣Naturehike ハンギングラック
 ┣Hilander アルミハンガーラック
 ┗TENT FACTORY TFスタンドハンガー
同サイズのハンガーラックを比較
TFスタンドハンガー使ってみた

キャンプにハンガーラック?

キャンプにハンガーラックは必要か?と思う人は多いと思います。
ぶっちゃけ必要かと言われれば、、、必要ないです
でもあると便利ですよ!

シェラカップやなべなどの調理器具、ハンマーやオノ、グローブなどを毎回出し入れするのは面倒ですし、かといって出しっぱなしにしておくのは見栄えがとっても悪いですよね。

そんな時、ハンガーラックがあると散らかりがちなキャンプギアをオシャレに出しっぱなしにすることが出来るんですよ!

ハンガーラック候補

まずキャンプ用のハンガーラックを購入するにあたって、候補に挙がったのが下記の4点です。

MINIMAL WORKS インディアンハンガー
Naturehike ハンギングラック
Hilander アルミハンガーラック
TENT FACTORY TFスタンドハンガー

それぞれ簡単に紹介したいと思います。

・MINIMAL WORKS インディアンハンガー

2013年に韓国でスタートしたアウトドアブランドです。

2019年までは日本でのしっかりした販路が無かったため、個人輸入するくらい拘りの強いキャンパーしか使っていなかったメーカーです。

2020年1月より日本に本格上陸し、現在ではネットショップなどで簡単に購入することができますよ。

サイズはXL、L、M、Sと4サイズ展開されています。

使用サイズ収納サイズ重量耐荷重価格(税込)
XLサイズW101×H143cm48×8cm1,080g不明10,450円
LサイズW99×H110cm44×7cm840g不明8,800円
MサイズW66×H75cm42×6cm550g不明7,150円
SサイズW52×H44cm30×4cm230g不明5,500円

耐荷重は不明です。
価格は一番小さなSサイズで5,500円、一番大きなXLサイズで10,450円となります。

フックは別売りとなるため、別途購入が必須となります。

ショックコードで繋がっているので、女性や子供でも簡単に組み立てることができますよ。

・Naturehike ハンギングラック

2010年に中国でスタートしたアウトドアブランドです。

コストパフォーマンスに優れたUL(ウルトラライト)ギアを多く展開しています。

こちらも2020年秋ごろより日本へ本格上陸しました。

サイズはL、Mの2サイズ展開されています。

使用サイズ収納サイズ重量耐荷重価格(税込)
LサイズW95.5×H106×D57cm44×8×6.5cm約790g8kg3,690円
MサイズW87.5×H74.5×D49cm43×7.5×5.5cm約500g8kg4,890円

 

軽量化重視のため、耐荷重はどちらのサイズも8kg程しかありません。

価格はMサイズが3,690円、Lサイズが4,890円となります。

フックも4個付属しているので、インディアンハンガーに比べるとかなりお買得ですね。

ショックコードで繋がっているので、女性や子供でも簡単に組み立てることができますよ。

Hilander アルミハンガーラック

アウトドア用品を販売しているナチュラムのオリジナルブランドです。

コストパフォーマンスに優れたアウトドア用品を販売していますね。

サイズはM、Sの2サイズ展開されています。

使用サイズ収納サイズ重量耐荷重価格(税込)
Mサイズ W114.5×H110×D92cm47×11×11cm1.57kg20kg4,280円
SサイズW66×H69×D60cm41.5×7.5cm×7.5cm640g8kg3,380円

Sサイズの耐荷重は8kgしかありませんが、Mサイズの耐荷重は20kgとかなり頑丈です。

価格はSサイズが3,380円、Mサイズが4,280円となっています。

どちらのサイズにもS字フックが4個付属します。

組み立てはねじ込み式なので少し面倒です。

TENT FACTORY TFスタンドハンガー

2012年にスタートした日本のアウトドアブランドです。

余計な中間業者を挟まないことによりコストを削減し、高品質なギアをリーズナブルな価格で販売しています。

サイズはワンサイズのみ展開されています。

使用サイズ収納サイズ重量耐荷重価格(税込)
ハイ:W94×H97.5×D48.5cm
ロー:W94×H60×D35cm
40×10cm670g不明3,850円

耐荷重は公表されてませんが、他メーカー同様8kgほどだと思います。

価格は3850円となります。同じくらいのサイズ帯では最安ですね。

専用のフックが5個付属しています。

本体部分はショックコードで繋がっており、脚を差し込むだけなので女性や子供でも簡単に組み立てることができますよ。

脚部分のパーツは土台部分と中継ぎ部分で分かれており、中継ぎポールを使用しなければ低い状態で使用することができます。

そう、ハイ&ローの2WAY仕様なんです!
この価格で2段階の高さで使用でき、専用フックも5個ついている!

コストパフォーマンスが最高すぎたので購入しました。

サイズ比較

それぞれの近いサイズで比較してみました

使用サイズ
(cm)
収納サイズ
(cm)
重量耐荷重付属品価格
ミニマルワークス
インディアンハンガーLサイズ
W99×H11044×7840g不明ケースのみ8,800円
ネイチャーハイク
ハンギングラックLサイズ 
W95.5×H106×D5744×8×6.5790g8kgケース
専用フック4個
4,890円
ハイランダー
アルミハンガーラックMサイズ
W114.5×H110×D9247×11×111.57kg20kgケース
専用フック4個
4,280円
テントファクトリー
TFスタンドハンガー
W94×H97.5×D48.5
W94×H60×D35
40×10670g不明ケース
専用フック5個
3,850円

今回紹介している4点とも

・焚き火用ではありません
・軽量アルミ製なので重量物に使用すると折れる危険性があります
・強風時は飛ばされない様にガイロープでペグダウンしましょう

TFスタンドハンガー使ってみた

付属品の確認

他のメーカーと違いベルクロテープでまとめられてるのも評価高いですね!

脚は全部で6本あります。

中継ぎの脚を外せばロースタイルでも使用可能!

グランピングはもちろん、軽量ソロキャンプでも活躍すること間違いなしです!


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コンパクトでかわいい!CAPTAIN STAGのCSオイルランタン

ストームランタンやハリケーンランタンなどオイルランタンといえば、
DEITZやFEUERHAND、Petromaxなどのメーカーを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。

日本が誇るアウトドアメーカー、CAPTAIN STAGからもおしゃれなオイルランタンが販売されています。

DEITZやFEUERHAND、Petromaxのオイルランタンは入手困難につきプレミアム価格になっていますが、
CAPTAIN STAGのオイルランタンは非常にリーズナブル

ブロンズカラーであれば
小サイズ4,000円
中サイズ4,500円
大サイズ5,000円

となっています。
黒・赤・カーキは中サイズで3,500円とさらに安い!

お店によってはかなりディスカウントされて販売されていますよ。

ホームセンターのカインズホームではブロンズカラー中サイズが税込2,980円で販売されています。
>>カインズオンラインショップ

中サイズがフュア―ハンドでは276シリーズ、デイツでは78シリーズとほぼ同等のサイズになります。

CSオイルランタンの小・中とフュアーハンドの276を並べるとこんな感じです。

今回は小サイズをレビューしたいと思います。



見た目

見た目はフュア―ハンドやデイツと遜色なく、しっかりとしています。

ホヤにワンポイントで入っているキャプテンスタッグのロゴマーク、鹿番長さんが可愛らしいですね。

サイズ

カタログ値では
幅120x奥行100x高さ190mm
となっています。

数字だけではいまいちイメージできないですよね。

だいたい500mlのペットボトルと同じくらいのサイズ感です。
かなりコンパクトです。

燃焼時間

カタログ値では約10時間ほどになります。
ガソリンランタンなどと同じくらいの燃焼時間ですね。

実際には7~8時間ほどの燃焼時間になるかと思います。

このサイズ感でそれだけの時間燃焼しているのであれば非常に優秀なのではないでしょうか。

1泊ソロキャンプであれば十分ですよね。

雰囲気が良いですよね

明るさ

キャンドルランタンよりは明るいといったレベルです。

ガソリンランタンやLEDランタンに比べれば当然劣ってしまいますが、テーブル周りを照らすには十分な光量なので、ソロキャンプでは問題ないレベルかと思います。

それでは実際に点灯させてみたいと思います。

まずは給油。
給油口は広いですが、穴は小さめです。

コールマンの現行フューエルファネルは奥まで入りませんが、幅広の給油口なのでボトルからそのまま給油してもこぼれることはありません。

ウィックを少し出して

レバーを下げて

点火!

暖かみがあって優しい炎を感じられますね。

収納

中サイズであればフュアーハンドのランタンケースがそのままフィットします。

小サイズだと小さすぎてなかなかフィットするケースがありません。

私は小サイズの収納にはPRIMUSのガスカートリッジバッグを使ってます。

ロールアップバッグのように開口部を巻けばジャストフィットしますよ。

2022年、ついに専用の収納ケースが販売されました!

CSオイルランタン(小)基本情報

製品サイズ(約)幅120x奥行100x高さ190mm(本体のみ)
重量(約)250g
容量(約)120ml
材質(品質)本体:鉄(銅めっき)
ホヤ:ガラス
使用燃料白灯油、ランタン用パラフィンオイル
芯の長さ120mm
燃焼時間(約)10時間
※燃焼条件によりことなります。


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プレゼントにもオススメ♪Petromaxとsnow peakのキャンドルランタン

ペトロマックスとスノーピークが販売しているキャンドルランタン(キャンドルホルダー)を比較していきたいと思います。

おしゃれで雰囲気のあるデザインは、クリスマスプレゼントやバースデープレゼントにもオススメですよ。



・Petromax(ペトロマックス)とは

1910年にドイツで創業した100年以上の歴史をもつ灯油ランタンの老舗ブランド「ペトロマックス」。

金色や銀色のHK500やHK150(廃盤になっちゃいましたね)が有名ですね。

我が家では金色のHK150をLED化して愛用しています。

記事:HK150をLED化

そんなペトロマックスからリーズナブルでおしゃれなキャンドルランタン(キャンドルホルダー)が販売されていることをご存知でしょうか。

その名も「シルエットキャンドルグラス(シルエットグラスランタン)」

火を灯すと「Petromax」の文字がぼんやりと浮かび上がる幻想的なキャンドルランタン(キャンドルホルダー)です。

価格も税込み1,650円と非常にリーズナブル

snow peak(スノーピーク)もamazon限定でペトロマックス同様のキャンドルランタン(キャンドルホルダー)を販売しています

スノーピークのキャンドルランタンは現在3種類販売されており、
キャンドルホルダー ゆき
キャンドルホルダー はな
キャンドルホルダー もみじ
がラインナップされています。

火を灯すと、
キャンドルホルダー「ゆき」は雪の結晶が浮かび上がり
キャンドルホルダー「はな」は桜や菜の花が浮かび上がり、
キャンドルホルダー「もみじ」はもみじ模様が浮かび上がるようになっています。

価格はそれぞれ税込み3,300円になっています。

今回はキャンドルホルダー「はな」で比較したいと思います。
それでは早速商品を見ていこうと思います。

・パッケージ

ペトロマックスの方が一回り大きいパッケージとなっていますね。

ペトロマックスのパッケージが写真を使っているのに対し、スノーピークはイラストのみと非常にシンプルになっています。

・内容物

ペトロマックスのシルエットグラスには、キャンドルが4つ付属しています。

それに対し、スノーピークのキャンドルホルダーに付属されているキャンドルは1つのみとなります。

付属のキャンドルは、どちらもMade in JAPAN。

炎の大きさが一定でススが少ないことが評判の、亀山製クリアカップキャンドルになります。

・サイズ

サイズはどちらもΦ80mm×72(h)mmになり、重量170gとなってます。

・デザイン

ペトロマックスの本体は黒と白のガラスが2重構造となっていて、内側のグラスは黒ベースでペトロマックスのロゴが入っています。

そして外側のグラスは目に優しいマット加工が施され、キャンドルの炎の揺らぎを優しく照らし出してくれます。

スノーピークの本体は黄色と白のガラスが2重構造となっていて、内側のグラスは黒ベースでペトロマックスのロゴが入っています。

モデル「ゆき」は内側が青、モデル「もみじ」は内側が赤のガラスになっています。

こちらもペトロマックス同様、外側のグラスは目に優しいマット加工が施され、キャンドルの炎の揺らぎを優しく照らし出してくれます。

火を灯していない状態だと、どちらも白いスモークガラスのキャンドルホルダーにしか見えないですね。

それでは点灯してみようと思います。

・点灯

ペトロマックス シルエットグラス
ふんわりと「Petromax」のロゴが浮かび上がってきました。

炎の揺らぎに合わせて揺らめくPetromaxのロゴが幻想的な雰囲気を漂わせていますね。

スノーピーク キャンドルホルダー「はな」
こちらも「snow peak」のロゴやサクラの花などの模様が浮かび上がってきました。

内側のガラスが黄色いからなのか、ペトロマックスよりも明るく感じます。

・総評

コスパは圧倒的にペトロマックスのシルエットグラスの勝利ですね。

価格がスノーピークの半額であり、キャンドルもスノーピークが1個なのに対し4個も付属しています。

点灯したときの美しさはどちらも引けを取らずですね。

どのデザイン・ブランドを好むかの個人の趣味次第となります。

キャンプ場での静かなひと時をよりおしゃれなものに。

自宅のリビングや寝室での安らぎの演出に。

自分へのちょっとしたご褒美や、バースデープレゼント・クリスマスプレゼントにおすすめの一品です。

ペトロマックスのシルエットグラスはキャンドルが4つ付属でこのお値段はかなりのお財布にも優しいですね。


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フィールドクッカーPRO.3で簡単炊飯

スノーピークのフィールドクッカーPRO.3での失敗しないごはんの炊き方を紹介します。

ユニフレームのFan5シリーズと違い、目盛りが付いていないため炊飯時の水の分量などが分かりにくいのではと不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

そんなスノーピークのフィールドクッカーPRO.3で美味しくご飯を炊く方法を紹介したいと思います。



フィールドクッカーPRO.3基本情報
サイズ200ビリーポット/φ200×138mm、180ビリーポット/φ180×118mm、メッシュバスケット/φ190×90mm、フライパン/φ210×50mm
重量2.2kg
収納サイズφ220×185mm
セット内容200ビリーポット、180ビリーポット、メッシュバスケット、フライパン、ツマミ・ハンドル、メッシュケース、ハンドルケース兼鍋つかみ
容量4.3L(200ビリーポット)、3L(180ビリーポット)
材質200ビリーポット/ステンレス0.5mm厚、180ビリーポット/ステンレス0.5mm 厚、メッシュバスケット/ステンレス、フライパン/黒皮鉄板1.2mm厚、ツマミ・ハンドル/天然木

炊飯に使うのは小さいほうの鍋、180ビリーポットです。

こちらでご飯3合を美味しく炊きたいと思います。

まずお鍋にお米3合分を入れます。

お米3合分をお鍋に入れたら水を入れます。

ここで水をどこまで入れたら分からないという人が多いのではないでしょうか。

一般的にはお米3合に対して水600ml前後と言われています。

しかし500mlでも十分ふっくらしたごはんを炊くことができます

つまり500mlのペットボトルの水をそのまま入れるだけです!

不安な人は500mlペットボトルに1/4ほどの分量の水を追加投入してください。

今回は500mlだけで炊飯しようと思います。

水500mlをお鍋に入れたら1時間~2時間ほどそのまま水に浸して置いてください

水をいれてすぐに加熱してしまうと、芯の残ったご飯になってしまいます。

1時間以上水に浸したら、加熱工程に入ります。

鍋に火をかけたら、吹きこぼれるまで中火で加熱します。

7~8分ほどで蓋がカタカタと動き出し、吹きこぼれてきます。

2分ほどそのまま加熱したら、火力を弱火にし5分ほど加熱します。

加熱時間は全体で15分ほどになります。

弱火で5分加熱したら火を消して、15分ほど蒸らします。

15分蒸らせばふっくらしておいしいご飯の出来上がりです。

注意してほしいのは火加減です。

早く炊き上げたいと強火で火にかけてしまうと、お焦げを超越したしっかりとした焦げが付いてしまいます。

以前MAX火力で炊き上げたところ、めちゃくちゃ焦がしてしまったことがあります。。。

火加減さえしっかりすればキャンプ場でもおいしいご飯を炊き上げることができますよ♪

余談ですが、トランギアのメスティンでご飯1合を炊き上げる水の分量は、ハンドルのリベット部分までになります。

お米1合に対してリベット部分まで水を入れ、15分弱火で加熱、その後15分蒸らしで美味しいご飯を炊くことができますよ♪



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Coleman スピードマスター500のメンテナンス

五徳の形状が特徴的なColemanのビンテージシングルストーブ スピードマスター500

せっかくなのでレビューをしつつ、簡単にメンテナンスしたいと思います。

コールマンのビンテージランタンやビンテージストーブは、メンテナンスさえすれば数十年経とうと使用できるのが魅力ですよね。



コールマン スピードマスター500

このスピードマスター500は、現行の508Aの前の508の前の502の前の500Aの前のモデルになります。
分かりづらいですね。
表にするとこんな感じです。

モデル年代
508A2000~現在
5081980年代~1990年代
5021960年代~1980年代
500A1950年代
5001940年代

今回紹介のモデルは1947年製なので70年以上も前に製造されたものとなります。

ちょうど第二次世界大戦が終戦した直後であり、1947年と言えば日本国憲法が施行された年でもありますね。
そう考えると物凄い時代を経験してきたストーブと言えます。

タンクはブラスにクロームメッキで仕上がっており、Colemanの文字とサンシャインロゴが刻印されています!
その下には「MADE IN USA」ではなく「MADE IN UNITED STATES OF AMERICA」と刻印されております。

このスピードマスターの特徴といえば、この個性的な形状の五徳となります。
現行のガソリンストーブ、508Aスポーツスター2はプレート状のパーツをクロスさせたシンプルな見た目ですが、このスピードマスター500は星形と言いますか、蜘蛛の巣のようなとても個性的な見た目をしています。

500Aシリーズになると、通常の円形の五徳へと変更されていしまっています。

この五徳の形状だけでも所有欲が湧き上がってきますよね。

サイズもシングルガソリンストーブの中ではかなり大型で、現行のスポーツスター2が約W14×H14cmなのに対し、このスピードマスター500は約W17×H18cmとなります。

このサイズであれば、グループキャンプやファミリーキャンプで使うような大きな鍋での調理も問題なさそうです。

全体のサイズは大きいのですが、給油口が現行のものと比べて小さいため、現行のフューエルファネルでは給油できません
何かで代用するか、ヴィンテージのアルミジョウゴを使う必要があります。

ガソリン抜き取りポンプも入らないので、ガソリンを抜く際はひっくり返してバシャバシャする必要があります。

分解・洗浄・メンテナンス

まず購入時の状態ですが、真鍮タンクがくすみにくすんでグレーになっちゃってます。
見た目だけはアンレデットタンクですね。

燃料キャップのガスケットパッキンが劣化していたので新品に交換しました。

ガスケットのサイズは小径サイズになります。

私はオールドコールマンのメンテナンスパーツはいつもこちらのショップで購入していますよ

>>オールドコールマン By Ten

チェックバルブやジェネレーター、バーナーリングなどの燃焼機関は不具合が出ると困るので、分解して洗浄します。

まず五徳を外します。
4か所をナット止めされているのでナットを外します。

次にこのカバーを外します。
このカバーは五徳を外した後ならどのタイミングで外しても大丈夫です。

続いてバルブ下のジャムナットを外します。
太いのと細いのが2つありますが、両方とも外します。
ジャムナットを2つとも外したらバルブ部分を上にコンっと軽く叩くとジェネレーターが外せるようになります。

ジェネレーターが外れたらこの2か所のねじを外してタンクと受け皿を分離させます。

受け皿の裏にあるネジを2か所外すとバーナーキャップを外すことができます。

バーナーキャップのねじを外すとバーナーキャップをさらに分解することができます。

ジェネレーター本体のジャムナットも外してバネやアスペストチューブを取り出します。

全て外したら洗浄です。

洗浄に使うのは、定番「花咲かG」です。
コールマンのヴィンテージランタン洗浄の際にもよく使います。

暫くつけ置き

漬け込んでいる間にタンクをピカールで磨きあげます。

クロームメッキの輝きが甦りました

そして再び組み上げて動作チェック。

強火からとろ火までしっかり調節可能です。

ただ、このBURNとLIGHTのレバーがよくわかりません。
サイトによってBURNが点火位置で炎が安定したらLIGHTにすると記載しているところもあれば、LIGHTが点火位置で、BURNは燃焼位置と解説しているところがあります。

個人的にはLIGHTで点火、その後BURNにして使用してます。

正直正解はわかりません。レバーをどっちにしていても問題なく燃焼しています。なんならレバーは中心のままでも点火できますし燃焼してます。

You TubeでもBURN→LIGHTで動画を載せている人と、LIGHT→BURNで載せている人がいます。

どっちなの。

100%の自身持ってお答えできる方がいたらぜひ教えてくださいませ。

ちなみに

しっかりプレヒートしてから点火しないと炎上するのでご注意ください

再度調べなおしたところ

LIGHT→BURNが正解のようです

英語の意味的にもそりゃそうですよね。


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PetromaxのケロシンランタンHK150をLED化

じゃじゃ馬として有名なペトロマックスのケロシンランタンですが、我が家のHK150もとんだじゃじゃ馬さんだったので素直でおとなしいLEDランタンへと生まれ変わってもらいました。

ちなみにHK500も同じ方法でLED化することができますよ!

予算は1,000円も掛かっていませんよ!



メンテナンス編
LED化編

ノーマル状態

LED化するまでにいろいろと試しました。

メンテナンス編

まずはメンテナンスからです。

ポンプパーツを手動式からポンプアダプターに付け替えて自転車用空気入れで加圧できるように変更

これで加圧がすごく楽になりましたね。

余熱バーナー、ジェネレーター、ガスチャンバー、セラミックノズルを新品に交換

ジェネレーター下部洗浄

コンダクティングロッドも新品に交換
しようと思ったのですが、新品のほうが目視でもわかるくらいサイズが短い・・・
付け替えると当然のようにクリーニングニードルが出てきませんでした。

そして目視では全く同じサイズのガイドピースですが、付け替えるとグリップホイールを回すと途中で引っかかってしまう謎現象。
やむなくバルブロッドだけ交換してコンダクティングロッドとガイドピースはそのまま使うことに。

左が新品、右がもともと付いてた歪んだロッド

もともと付いてたコンダクティングロッドすんごく歪んでるんですけどね、、、

この辺はさすがペトロマックスクオリティだなと思いましたよ。

そして一通りパーツの洗浄と交換を終えて、いざ点灯へ!

まずは圧力計の半分くらいまで加圧します。

余熱バーナーを開放し、点火してから1分以上熱します。2分くらい熱すれば間違いないです。
ただ、この間すさまじい勢いで圧力が減っていくので、適宜加圧して圧力を維持してください。

しっかりとプレヒートしたらグリップホイールの矢印を下側に回してください。
するとマントルに点火するので、マントルに点火したら余熱バーナーを閉じましょう。

無事点灯したら、圧力計のメーターが半分くらいになるよう少し加圧しましょう。
これでマントルの炎が安定します。

これでしっかりと点灯するはずなんです。

しかし我が家のHK150は調子の良い時で1時間、調子の悪い時では10分ほどでマントルが火だるま黒焦げになってしまいます。

増し締めやパーツ洗浄、交換をしても改善されませんでした。

車があればWILD-1に持ち込んで修理依頼するんですけど、車がないので断念

このままではただの置物となってしまうHK150
なんとかして実用化させたいと考えました。そして閃きました。

そうだ、電球つけてLEDランタンにしよう

LED化編

さっそくスイッチ付電球ソケットを購入しました。

購入したのはアサヒのレセップE17、電源コードの長さ1.5mで中間にスイッチのあるモデルです。
ホームセンターで800円くらいで買えますよ。

このままだと電源コードがランタンの外に出せないので、スイッチ部分のカバーを一度外します。

コンセントプラグはギリギリヘッドカバーの穴を通過します。

ソケットに繋がっている方のコードを、インナーチムニー、ヘッドカバーを通して外に出します。

コードが外に出たら、スイッチのカバーを元に戻します。

そしてソケットを何かしらの方法でインナーチムニーに固定します。
私は結束バンドでササッと固定しました。
結束バンドは100円ショップでも購入可能ですね。

※ガスチャンバーとノズルは邪魔になるので外してくださいね

ソケットを固定できたら、ランタンのホヤガラスを外して電球をランタン中央に置いてください。
電球を置いたら、ホヤガラス・インナーチムニー・ヘッドカバーを被せてください。

なぜ先に固定したソケットに電球を取り付けないのかというと、電球がジェネレーターの輪っか部分を通らないからです。

ジェネレーターの輪っか部分を通るくらい小型の口金ソケットと電球であれば、ソケットに電球をつけたままで構いません。

またはジェネレーターも外してしまうのもアリですが、それだと見た目がちょっと寂しくなってしまいます。

ホヤガラスを指先が入る程度浮かせ、匠の技で電球をソケットに嵌めこみます。

電球をうまくソケットに嵌め込むことが出来たら、ヘッドカバーを固定して完成です。

明るさも申し分ないです。
オシャレなベッドサイドランプとして使えそうです。

火を使わないので、小さなお子様のいる家庭でも安心して使うことができますよ♪

特別な加工はしていないので、ソケットを外せばまたケロシンランタンとしても使用可能です(我が家のはじゃじゃ馬ですが、、)



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おすすめ軽量コットHelinox

アウトドアチェアがかなり有名なHelinoxですが、コットもかなり優れています。
使い心地・耐久性・携行性は最強レベル!
もちろん私もHelinoxコットを愛用してますよ。

軽量コットは各メーカー多数販売されていますが、一番のおすすめはやはりHelinoxのコットだと思います。

ソロキャンプではベッドとして、グループキャンプやファミリーキャンプではベンチとしても使用できる軽量さと剛性は本当に素晴らしいですよ♪

みなさんにもぜひ使っていただきたいのでHelinoxコットの魅力をたっぷり紹介していきます。

Helinoxコットの種類

コットワン コンバーチブル
コットマックス コンバーチブル
ライトコット
コットワン コンバーチブル インシュレーテッド
オプションパーツ
他メーカーの軽量コットとの比較

①コットワン コンバーチブル

①コットワン コンバーチブル

まずはオーソドックスなコットワン コンバーチブル。
「コンバーチブル」とは複数の形態に変換できるという意味です。

通常はローコットのコットワンですが、別売りのコットレッグを付けることにより、ハイコットとしても使用できちゃうんです!
座面高が16cmから38cmにアップし、ベンチとして使用することも可能です。
コットレッグもコットワンのスタッフバッグの中に一緒に収納できるのでかさ張りませんよ。

コットレッグはハメ込むだけと非常に簡単。昼間はベンチとして、夜寝る時には脚を取ってローコットとして、利用方法にバリエーションがつけられるのも良いですね。

本体重量も約2kg、コットレッグをつけても約2.5kgと超軽量!
それでいて耐荷重は145kgと、一般的な成人男性でも気兼ねなく使用可能です。

そして何よりの特徴が、テコの原理を利用したこの脚の組み立て方ですよね。
一般的な軽量コットは脚を組み立てるのにかなりの力を必要とし、女性では少し大変ですよね。

しかし、コットワンはテコの原理を利用しているので簡単に組み立てることができます。

それでいて生地にはしっかり反発力があり、体格の良い男性が寝ても腰が沈み込むことはありません。
寝返りをうってもギシギシ音が出ることもなく、素晴らしい寝心地です!

一度使ったら他のメーカーのコットが使えなくなりますよ♪

基本情報

【重量】2.19kg(スタッフバッグ込 2.32kg)
【サイズ】長さ190×幅68×高さ16cm
【収納サイズ】幅54×奥行き16×高さ16cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥35,500 +税

②コットマックス コンバーチブル

コットワン コンバーチブルを一回り大きくしたモデルになります。
コットワンのサイズが長さ190×幅68×高さ16cmなのに対し、コットマックスは長さ210×幅75×高さ16cmとなり、長さが+20cm、横幅が+7cmアップしています。

かなりゆとりのあるサイズなので、大柄な体型の男性でも気兼ねなく使うことが出来ますよ。
コチラも別売りのコットレッグを付けることによりハイコットとしも使用可能です。

ただし、脚フレームがコットワン3本に対してコットマックスは4本あるので、コットレッグの選択には注意してくださいね。
12pcsはコットワン用、16pcsのコットレッグがコットマックス用になります。

基本情報

【重量】2.83kg(スタッフバッグ込 2.96kg)
【サイズ】長さ210×幅75×高さ16cm
【収納サイズ】幅58×奥行き16×高さ16cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥45,000 +税

③ライトコット

Helinoxコットシリーズの中でも最軽量なのが、このライトコットです。
ロースタイルオンリーですが、重量1.2kgとコットワンの約半分。女性でも片手で軽々持てちゃう重さですね。
それでいて耐荷重は120kgもあり、しっかりと剛性も備えています。

コットワンとの違いは他にもあり、サイズがコットワンに比べ一回り小さく作られています。
コットワンのサイズが長さ190×幅68×高さ16cmなのに対し、ライトコットは長さ185×幅60×高さ13cmとなっています。
小柄な男性や女性であれば十分なサイズですね。

脚の組み立てがコンバーチブルシリーズはテコの原理で簡単に組み立てられるのに対し、ライトコットははめ込み式のため若干手間がかかります。
それでもこの軽量コンパクトさは魅力的ですね。

基本情報

【重量】1.2kg(スタッフバッグ込 1.26kg)
【サイズ】長さ185×幅60×高さ13cm
【収納サイズ】幅53×奥行き13×高さ13cm
【耐荷重(静荷重)】120kg
【価格】¥29,000 +税

④コットワン コンバーチブル インシュレーテッド

2020年新作のフォーム入りの空気注入式シートを採用したモデルのコットです。

分かりやすく言うと、インフレーターマット内蔵のコットです。

インフレーターマットを別で持っていく必要がないのはありがたいですね。
バルブを開けると自動で空気が入り、追加で空気を吹き込めば好みの硬さに調整することが出来ますよ。
シート単体でも販売されているので、すでにコットワンを使っているユーザーにはありがたいですね。
コットマックス、ライトコットには対応していないので注意してください。

基本情報

【重量】3.03kg(スタッフバッグ込 3.17g)
【サイズ】長さ190×幅68×高さ17cm
【収納サイズ】幅64×奥行き20×高さ20cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥46,000 +税

⑤オプションパーツ

コットワンに使えるオプションパーツも多数販売されています。
コットワンコンバーチブルには、暑い夏でも快適に過ごせるサマーキット、寒い冬でも保温材入りシートで快適なウィンターキット、フォームり空気注入式シートのインシュレーテッドコットワンパッドの3種類のシートに付け替えが可能です。

コットワンコンバーチブルをハイコットにするためのコットレッグ12pcs

コットマックスコンバーチブルをハイコットにするためのコットレッグ16pcs

ボールフィートをコットレッグに付ければ砂地での沈み込みを防止することができますよ。
1セット4個入りなので、コットワンには3セット、コットマックスには4セット必要になります。

ビブラム社製のゴムを使用したボールフィートなんてものもありますよ。

⑥他の軽量コットとの比較

コットワンと何かと比較されるサーマレスト「ウルトラライトコット」、日本の老舗アウトドアメーカーogawaの2020年新作「ハイ&ローコットワイド」、WILD-1のコスパ最強メーカークオルツの「2WAYライトビームコット」の3点と比較してみたいと思います。

ヘリノックス
コットワン
サーマレスト
ウルトラライトコット
ogawa
ハイ&ローコットワイド
クオルツ
2WAYライトビームコット
サイズ190×68×16cm183×61×13cm191×71×42/25cm191×61.5×36.5/22.5cm
収納サイズ54×16×16cm41×13×13cm59×19.5×17cm55×19×17cm
重量2.19kg1.2kg5.2kg3.3kg
耐荷重145kg147.5kg120kg100kg
価格¥35,500+税 ¥25,000+税¥19,800+税¥13,800+税

カタログスペック上での比較ですが、タフな使用に耐えられそうなのは耐荷重が145kg超のコットワンとウルトラライトコットですね。

ハイ&ローコットワイドは重量5.2kgもありながら耐荷重120kgとちょっと心もとないですね。それでもハイコットとしてベンチ使用できるほどのタフさは備えています。

2WAYライトビームコットは耐荷重100kgとこの中では一番華奢ですね。実際ハイコット時にベンチとして使用は出来ないのはちょっと残念です。
その分コットとしての価格はこの中では一番手が出しやすいですね。

ウルトラライトコットはその名の通り、収納サイズ・重量ともに圧倒的ですね。
価格的にもまだ手が出せそうです。
唯一惜しいのがハイコットとして使用できない点でしょうか。

コットワンは全体的にバランスが良いですね。
サイズも大きめで使いやすく、それでいて収納サイズはコンパクト。耐荷重も申し分なく、別売りのコットレッグを付ければハイコットとしても使用可能。
難点なのが、価格が高いというところですね。コットレッグも揃えると約5万円になります・・・

しかし、使用感・耐久性・汎用性を考えると、それくらいの金額を出す価値はあると思います!

私はHelinoxとNordiskのコラボしたラウンジベッドという狂った価格のものを使っていますが、使い心地は抜群です。
(コットワンより横幅が7cm広いからってのもありますが)
別売りのコットレッグを付ければハイコットとしても使えます。
私はいつもハイコット仕様で使ってますよ。
(コットの下に荷物を置けるのと、万が一の虫の襲撃の予防のために←超重要)

良いものを使えば心も満たされます。
是非、ヘリノックスのコットで素敵なキャンプライフを楽しみましょう♪


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おすすめアウトドアチェア

数あるアウトドアチェアの中でも特におすすめのHelinoxチェアについて紹介していきたいと思います。

Helinox(ヘリノックス)

ほとんどの有名アウトドアメーカーのテントフレームに使われている、合金加工のリーディング・カンパニーDAC社。
そのDAC社が高い技術力や洗練されたデザイン力を生かして2009年に立ち上げたのがこの「Helinox」です

DAC社はHILLBARGやMSR、NEMOやsnow peakなどそうそうたる顔ぶれのメーカーのテントポールを製造していますよ。

そんなHelinoxの魅力を紹介していきます。

軽量でありながら高い剛性
Helnoxの代表モデル、チェアワンを例に上げると、本体重量890gという1kgを切る軽さ、
それでいて耐荷重145kgと、並の成人男性をしっかりと支えられる剛性を誇っています。
さらに収納サイズは35×12cm、1.5Lサイズのペットボトルと同程度となっており超コンパクト。

快適な座り心地
独自構造のジョイント部が座った時に柔軟に回転し、凸凹のある地形でも抜群の安定感を発揮します。

出典:mont-bell

この洗練されたデザインと快適な座り心地により、Helinoxチェアはルーブル美術館のシネマイベントの座席としても採用されているんですよ。

出典:Helinox

豊富なバリエーション
Helinoxチェアには様々なバリエーションが存在します。
自宅のリビングからキャンプ場までシーンを選ばず使用できるホーム・デコ&ビーチ、ミリタリーテイストでアウトドア向けのタクティカルサプライ、チェアの種類もチェアゼロ、チェアワン ミニ、 タクティカルチェア、サンセットチェア、グラウンドチェア、スウィベルチェアなど、実にたくさんの種類がラインナップされています。

さらには他メーカーともコラボレーションした限定モデルも多数販売されていますね。

それではどんなチェアがあるのか紹介していきます。

チェアワン
Helinoxのフラッグシップモデル。背面にはメッシュ素材を用い、通気性も抜群。非常に軽量でコンパクトながら、つり下げ式シートにより座り心地はとても快適です。スタッフバッグを足下のフレームに取り付けると、小物入れとしても利用できますよ。

チェアワンL
チェアワンを一回り大きくした、大柄な人でもゆったりと快適に過ごせるサイズのチェアです。

チェアゼロ
チェアワンを徹底的に軽量化したモデル。座面にポリエルテル・リップストップ生地を採用し、フレームのポール厚も薄くするなどし、重量490gとチェアワンの約半分の重量に。それでいて耐荷重は120kgもあり剛性は健在ですよ。

チェアツー
より快適に過ごすことが出来るハイバックモデル。別売りの「ロッキングフット TWO」を取り付ければ、ロッキングチェアとしても使うことが出来ますよ。付属のスタッフバッグはヘッドレスト部分に装着して枕として使用できます。

コンフォートチェア
チェアワンのホーム・デコ&ビーチラインになります。頑丈なポリエステル生地と超高力アルミフレームで、キャンプからリビングまで、用途を選ばずにその日の気分で使い分けていただけます。
豊富なカラーバリエーションがあるのも特徴ですね。

タクティカルチェア
コンフォートチェアのミリタリーラインです。

タクティカルチェアL
タクティカルチェアを一回り大きくした、大柄な人でもゆったりと快適に過ごせるサイズのチェアです。

チェアワン ミニ
Helinoxチェアシリーズの中で最軽量・コンパクトなモデルです。
500mlペットボトル並の重量なので、どこへでも持って行けます。
座面高が低めで、子どもでも無理なく座ることができ、耐荷重は90kgなので、大人でも使用できます。
この他にもコンコートチェア ミニやタクティカルチェア ミニもありますよ。

グラウンドチェア
Helinoxチェアシリーズの中で最も座面が低いロータイプモデルです。
ロースタイルキャンプにオススメのモデルとなります。
座った時の姿勢に無理がないよう他モデルより深めのシート設計になっており、足を伸ばしてゆったりとくつろぐことができます。

サンセットチェア
背あて部分が長く、頭部までカバーしてくれるハイバックタイプなので、全身を委ねてリラックスできるチェアです。
付属のスタッフバッグはヘッドレスト部分に装着して枕として使用できますし、別売りのロッキングフットを付ければロッキングチェアとしてより快適なリラックスタイムを楽しむことができますよ。
Home Deco&Beachやタクティカルラインもあります。

スウィベルチェア
軽量な折りたたみ式でありながら、座面が回転する構造を採用したチェアです。
座ったまま向きを変えることができるので、とっても楽ちんです。

ビーチチェア
砂地など地面が柔らかい場合にも、チェアの足が沈み込みにくいよう設計されたチェアです。
ハイバックタイプのチェアなので、ゆったりとくつろぐことができますよ。

サバンナチェア
ゆったりくつろげる広い座面のハイバックチェアです。
よりくつろげるアームレスト、ドリンクホルダーが標準装備されています。

プライアチェア
サバンナチェアのロータイプモデルです。
サバンナチェアとは違い、脚は砂地など地面が柔らかい場合にも沈み込みにくいデザインとなっています。

コラボチェアいろいいろ

ちなみに私はmonroとコラボしたチェアとテーブル、Nordiskとコラボしたコットを使っています。

Helinoxチェアはなかなか高くて手が出せない・・・

心配無用です。

Helinox製ではないですが、かなり安価な類似品が各メーカーから販売されいます。
機能的にそこまで大きな違いはないので、まずは類似品から使ってみるのもオススメですよ。