じゃじゃ馬として有名なペトロマックスのケロシンランタンですが、我が家のHK150もとんだじゃじゃ馬さんだったので素直でおとなしいLEDランタンへと生まれ変わってもらいました。
ちなみにHK500も同じ方法でLED化することができますよ!
予算は1,000円も掛かっていませんよ!
LED化するまでにいろいろと試しました。
メンテナンス編
まずはメンテナンスからです。
ポンプパーツを手動式からポンプアダプターに付け替えて自転車用空気入れで加圧できるように変更
これで加圧がすごく楽になりましたね。
余熱バーナー、ジェネレーター、ガスチャンバー、セラミックノズルを新品に交換
ジェネレーター下部洗浄
コンダクティングロッドも新品に交換
しようと思ったのですが、新品のほうが目視でもわかるくらいサイズが短い・・・
付け替えると当然のようにクリーニングニードルが出てきませんでした。
そして目視では全く同じサイズのガイドピースですが、付け替えるとグリップホイールを回すと途中で引っかかってしまう謎現象。
やむなくバルブロッドだけ交換してコンダクティングロッドとガイドピースはそのまま使うことに。
もともと付いてたコンダクティングロッドすんごく歪んでるんですけどね、、、
この辺はさすがペトロマックスクオリティだなと思いましたよ。
そして一通りパーツの洗浄と交換を終えて、いざ点灯へ!
まずは圧力計の半分くらいまで加圧します。
余熱バーナーを開放し、点火してから1分以上熱します。2分くらい熱すれば間違いないです。
ただ、この間すさまじい勢いで圧力が減っていくので、適宜加圧して圧力を維持してください。
しっかりとプレヒートしたらグリップホイールの矢印を下側に回してください。
するとマントルに点火するので、マントルに点火したら余熱バーナーを閉じましょう。
無事点灯したら、圧力計のメーターが半分くらいになるよう少し加圧しましょう。
これでマントルの炎が安定します。
これでしっかりと点灯するはずなんです。
しかし我が家のHK150は調子の良い時で1時間、調子の悪い時では10分ほどでマントルが火だるま黒焦げになってしまいます。
増し締めやパーツ洗浄、交換をしても改善されませんでした。
車があればWILD-1に持ち込んで修理依頼するんですけど、車がないので断念
このままではただの置物となってしまうHK150
なんとかして実用化させたいと考えました。そして閃きました。
そうだ、電球つけてLEDランタンにしよう
LED化編
さっそくスイッチ付電球ソケットを購入しました。
購入したのはアサヒのレセップE17、電源コードの長さ1.5mで中間にスイッチのあるモデルです。
ホームセンターで800円くらいで買えますよ。
このままだと電源コードがランタンの外に出せないので、スイッチ部分のカバーを一度外します。
コンセントプラグはギリギリヘッドカバーの穴を通過します。
ソケットに繋がっている方のコードを、インナーチムニー、ヘッドカバーを通して外に出します。
コードが外に出たら、スイッチのカバーを元に戻します。
そしてソケットを何かしらの方法でインナーチムニーに固定します。
私は結束バンドでササッと固定しました。
結束バンドは100円ショップでも購入可能ですね。
※ガスチャンバーとノズルは邪魔になるので外してくださいね。
ソケットを固定できたら、ランタンのホヤガラスを外して電球をランタン中央に置いてください。
電球を置いたら、ホヤガラス・インナーチムニー・ヘッドカバーを被せてください。
なぜ先に固定したソケットに電球を取り付けないのかというと、電球がジェネレーターの輪っか部分を通らないからです。
ジェネレーターの輪っか部分を通るくらい小型の口金ソケットと電球であれば、ソケットに電球をつけたままで構いません。
またはジェネレーターも外してしまうのもアリですが、それだと見た目がちょっと寂しくなってしまいます。
ホヤガラスを指先が入る程度浮かせ、匠の技で電球をソケットに嵌めこみます。
電球をうまくソケットに嵌め込むことが出来たら、ヘッドカバーを固定して完成です。
明るさも申し分ないです。
オシャレなベッドサイドランプとして使えそうです。
火を使わないので、小さなお子様のいる家庭でも安心して使うことができますよ♪
特別な加工はしていないので、ソケットを外せばまたケロシンランタンとしても使用可能です(我が家のはじゃじゃ馬ですが、、)