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アウトドア キャンプ道具レビュー

薪ストーブ Winnerwell Nomad View Mサイズレビュー

冬キャンプでは薪ストーブを使いたいなと思い、我慢できずにWinnerwell(ウィンナーウェル)の薪ストーブ、Nomad View(ノマド ビュー) Mサイズのスペシャルパッケージを買ってしまいました。

2020年12月26日、年内最後のキャンプでローベンスのクロンダイクにインストールして使ってみたので紹介したいと思います。

ローベンス クロンダイクについてはこちら
>>ベル型テント ローベンス クロンダイク 2020

Winnerwell(ウィンナーウェル)とは
仕様とセット内容
セッティングと注意点

Winnerwell(ウィンナーウェル)とは

鉄のスペシャリスト集団。社長は日本の某製鉄メーカーで長年勤め、鉄やステンレスを知り尽くす。ヨーロッパ向けの非常に厳しい検査基準をクリアし、公共施設や住宅設備の鉄、ステンレスを中心とした建材を輸出。使用する部材は全数成分検査を行い品質に妥協を許さない。ヨーロッパの輸出がほとんどをしめるがその中で薪ストーブ事業を立ち上げる。テンマクデザインの意見も取り入れながら日本向けのステンレスストーブを生産。
出典:テンマクデザイン
公式サイト:http://www.winnerwell.com/

日本国内でWinnerwellの製品を購入できるのは、正規代理店のe-TRADE SERVICEと、コラボ品を販売しているWILD-1のみとなります。

e-TRADE SERVICEはYahoo!や楽天、amazon等に出店していますが、薪ストーブのノマドシリーズは毎回入荷後即完売するほどの人気商品です。

予約販売の二週間前くらいから、【○月○日○時~予約販売】といった告知がされているので、予約ができる日時になったら即注文ですね。

オプションパーツの煙突掃除用のブラシなども毎回数秒で完売していますよ。

テンマクデザインから販売されているウッドストーブは、このウィンナーウェルとのコラボ品になります。

そのためサイズが同じならオプションパーツも流用可能ですよ。

テンマクデザインでは薪ストーブ以外にも焚火台やチタンシェラカップ、チタンペグなどもコラボ品として販売しています。

どちらも非常にリーズナブルな価格で販売されていますよ。

仕様とセット内容

私が購入したのはこちら、「ノマドビュー Mサイズ スペシャルパッケージ

仕様
素材ステンレス304
組立サイズ380 x 200 x 高さ2260mm(ストーブ+煙突)
収納サイズ380 x 200 x 高さ210mm
パイプの直径63mm/2.5in
重さ約13kg
セット内容本体x1、ダンパー付き煙突x1、煙突x4、スパークアレスターx1、火格子x1、炭落とし用スクレーパーx1、ウォータータンク、防火マット、収納ケース、日本語説明書

防火マットは840度までの高温に耐えることができます。

付属の煙突、スパークアレスター、火格子、スクレーパーは、すべてストーブ内部に収納でき、コンパクトに持ち運び出来ます。

ウォータータンク、防火マットも、まとめて収納ケースに収まるようになっていますよ。

さらに、収納ケース上部には固定用のベルトが付いているので、オプションで購入した収納ケース内に収まらない延長煙突や二重煙突も、固定してまとめて持ち運びすることが可能です。

セッティングと注意点

それではセッティングしていきたいと思います。

注意

セッティングするときはくれぐれも素手で行わないようにしてください。

素手で行うと指紋が付き、そのまま火を入れてしまうと指紋が焼き付いてしまい落とせなくなってしまいます

素手でセッティングした場合は、しっかりと指紋を拭きとってから火を入れてください。

私も細心の注意を払ってセッティングしていたのですが、指紋が付いてしまっていました。。。

まずは煙突を出す位置を確認し、防火シートを敷きます。

セッティング後は位置の変更ができないので、設置場所・煙突の出る場所をしっかりと確認して下さい。

その上に本体を乗せます。

本体の根元にダンパー付煙突を取り付けます。

注意

このダンパーで本体から煙突に抜けていく熱や煙の量を調節します。

ダンパーを全開にすれば熱や煙が勢いよく煙突内を上昇し、ドラフト効果によりストーブ内を効率よく燃焼させることができます。

ダンパーを完全閉じてしまうと、煙が逆流していまいテント内が煙だらけになってしまうので注意してください。

あとは煙突をすべて繋げ、位置を微調整しながら煙突を本体に接続します。

注意

煙突用の穴が付いているテントもありますが、使用するテントによっては煙突の長さが足りなくなります

ogawaのピルツ15T/CやROBENSのクロンダイクなどの大型テントは高さが250cm以上もあり、ノマドビューMサイズの全高226cmを超えているので、延長用煙突が必須となります。

クロンダイクにノマドMサイズをそのままインストールしようとすると、こうなります。

煙突の長さが全然足りません。

365mmの別売り延長煙突を3本継ぎ足せばちょうど良い長さになりますよ。

長さを確認したら、煙突穴と煙突が触れる部分に二重煙突やメッシュプロテクターを装着してください。

煙突が無事テント外に出れば、セッティング完了です。

あとはストーブ内の薪に着火するだけです。

最初は炉内の温度も低く、ちゃんと燃焼するまで時間がかかりますが、安定しだすと太く大きな薪もなんなく燃えていきます。

着火後しばらくは煤でガラス窓が真っ黒になってしまいますが、燃焼させていれば次第に熱で焼き切れていき、キレイになっていきますよ。

撤収時はセッティング時の逆で、煙突からバラしていきます。

煙突にメッシュプロテクターを付けている場合、煙突穴にメッシュプロテクターの蝶ネジが引っ掛かり取り外すのにとても苦労します。

脚立などに乗って引っかかりを外すか、もしくはテントを撤収するまで煙突の先端はぶら下げておくハメになります。

最後に

防火シートは840度の高温まで耐えることができますが、防火シートが燃えないだけで熱はしっかり伝わります。

防火シートがあるからと炉内から落ちた小さな炭を放置していると、防火シートから熱だけ貫通しテントのフロアを溶かして穴を開けます

撤収時、無傷の防火シートをめくるとクロンダイクのフロアに穴が。。。

クロンダイク初張りだったんだよぉぉぉおおおお!!!

皆さんも、お気をつけください。