カテゴリー
アウトドア キャンプ道具レビュー

おしゃれな薪スタンド ダッチウエスト ログフープS レビュー

薪ストーブを使ったキャンプやグランピングはもちろん、ただの焚火がとってもおしゃれに大変身するアイテム、ログフープ(薪スタンド)を紹介します。

ちなみに私が以前薪スタンドとして使っていたのはネイチャートーンズのマルチスタンド2(クーラーボックススタンド)です。

ネイチャートンズマルチスタンド2

まずダッチウエストとは、アメリカで薪ストーブや暖炉などを製造・販売している老舗メーカーになります。
そのため、薪ストーブや暖炉に関連するアイテムは実用性はもちろんのこと、デザイン性も非常に優れたものばかり!

今回紹介するログフープも、実用性抜群で見た目もとってもおしゃれなアイテムです!

名前でなんとなく想像できるかもしれませんが、LOG(丸太)+HOOP(輪、リング)でログフープとなります。
つまりリング型の薪(丸太)を置く台ですね。

このログフープにはSサイズとLサイズの2種類販売されていますが、キャンプで使う場合はSサイズ一択です。

Lサイズは大きすぎてとてもキャンプで使えるサイズじゃありません。
キャンプ用で購入する場合はSサイズを選択するようにしましょう。

私が購入したのももちろんSサイズのログフープですよ。
それでは紹介していきますね。

ログフープのおすすめポイント①

たくさんの薪が置ける!

一般的な薪スタンドはX型のものがほとんどで、薪1束分、多くても2束分くらいしか載せられませんよね。
しかしこちらのログフープ、Sサイズでも3束文は余裕で載せられます

リングの中に薪を入れているので、薪を置きすぎて横から崩れるといった心配もありません。
薪が散らかることがないので、焚き火周りをスッキリさせることができますね。

鉄製なので、とっても頑丈。薪をたくさん置いても安定感抜群です。

ログフープのおすすめポイント②

コンパクトに収納できる!

設置や収納が非常に簡単に行うことができます。
「コンパクト」というと少し語弊があるかもしれませんが、閉じるだけで驚きの薄さに。

幅や高さは変わりませんが、かなり薄くなるのでちょっとした隙間があればスルっと収納することができます。

車内のデッドスペースを有効活用できるので、他のキャンプ道具をたくさん積むことができますね。

ログフープのおすすめポイント③

薪が湿気らない!

ログフープの利点というよりかはすべての薪スタンドのメリットになりますが、ログフープに薪を置くことにより薪が湿気りにくくなります。

薪を地面に直接置いてしまうと、地面からの湿気を吸い取ってしまい薪に余分な水分が溜まってしまいます。
薪が余分な水分を含んでいると、焚き火の火付きが悪くなったり、白い煙がたくさん出たり、焚き火中に爆ぜる原因にも。

薪の直置きはデメリットしかないですね。

ログフープに薪を置けば、地面からの湿気が薪に移りにくくなりますよ。
乾燥した状態のままの薪を使えるので、安心して焚き火を楽しむことができますね。

おすすめポイント④

圧倒的な映え感!

ログフープに薪を入れて置いてあると、それだけでもうおしゃれサイトになりますよね。
映え感が半端ないです。

シンプルなデザインなので、おしゃれなグランピングはもちろん、無骨なスタイルにもマッチしますよ。

薪ストーブや焚火の横に、このログフープに積まれた薪のシチュエーション、、、
カッコ良すぎる。。。

しかし撮影者(私)がポンコツすぎて映える写真が全く撮れない・・・ぐぬぬ・・・

最後に

このログフープには、広げた状態で固定するためのパーツが付属しています。
これ、無くしやすいので注意してくださいね。
ちなみに私は最初から無かったです。

無かったんです。最初から。私が買ったやつには。
展示品だったんで、すでに無くなってました。

でも、無くても問題なく使えます。
薪を置いた状態で動かすようなことはほとんどないので、固定パーツが無くても特に不自由しないですよ。

買った当時はそういうものだと思ってました。
固定パーツがあるなんて後から知りました。

ぴえん。

カテゴリー
アウトドア キャンプ道具レビュー

薪ストーブ Winnerwell Nomad View Mサイズレビュー

冬キャンプでは薪ストーブを使いたいなと思い、我慢できずにWinnerwell(ウィンナーウェル)の薪ストーブ、Nomad View(ノマド ビュー) Mサイズのスペシャルパッケージを買ってしまいました。

2020年12月26日、年内最後のキャンプでローベンスのクロンダイクにインストールして使ってみたので紹介したいと思います。

ローベンス クロンダイクについてはこちら
>>ベル型テント ローベンス クロンダイク 2020

Winnerwell(ウィンナーウェル)とは
仕様とセット内容
セッティングと注意点

Winnerwell(ウィンナーウェル)とは

鉄のスペシャリスト集団。社長は日本の某製鉄メーカーで長年勤め、鉄やステンレスを知り尽くす。ヨーロッパ向けの非常に厳しい検査基準をクリアし、公共施設や住宅設備の鉄、ステンレスを中心とした建材を輸出。使用する部材は全数成分検査を行い品質に妥協を許さない。ヨーロッパの輸出がほとんどをしめるがその中で薪ストーブ事業を立ち上げる。テンマクデザインの意見も取り入れながら日本向けのステンレスストーブを生産。
出典:テンマクデザイン
公式サイト:http://www.winnerwell.com/

日本国内でWinnerwellの製品を購入できるのは、正規代理店のe-TRADE SERVICEと、コラボ品を販売しているWILD-1のみとなります。

e-TRADE SERVICEはYahoo!や楽天、amazon等に出店していますが、薪ストーブのノマドシリーズは毎回入荷後即完売するほどの人気商品です。

予約販売の二週間前くらいから、【○月○日○時~予約販売】といった告知がされているので、予約ができる日時になったら即注文ですね。

オプションパーツの煙突掃除用のブラシなども毎回数秒で完売していますよ。

テンマクデザインから販売されているウッドストーブは、このウィンナーウェルとのコラボ品になります。

そのためサイズが同じならオプションパーツも流用可能ですよ。

テンマクデザインでは薪ストーブ以外にも焚火台やチタンシェラカップ、チタンペグなどもコラボ品として販売しています。

どちらも非常にリーズナブルな価格で販売されていますよ。

仕様とセット内容

私が購入したのはこちら、「ノマドビュー Mサイズ スペシャルパッケージ

仕様
素材ステンレス304
組立サイズ380 x 200 x 高さ2260mm(ストーブ+煙突)
収納サイズ380 x 200 x 高さ210mm
パイプの直径63mm/2.5in
重さ約13kg
セット内容本体x1、ダンパー付き煙突x1、煙突x4、スパークアレスターx1、火格子x1、炭落とし用スクレーパーx1、ウォータータンク、防火マット、収納ケース、日本語説明書

防火マットは840度までの高温に耐えることができます。

付属の煙突、スパークアレスター、火格子、スクレーパーは、すべてストーブ内部に収納でき、コンパクトに持ち運び出来ます。

ウォータータンク、防火マットも、まとめて収納ケースに収まるようになっていますよ。

さらに、収納ケース上部には固定用のベルトが付いているので、オプションで購入した収納ケース内に収まらない延長煙突や二重煙突も、固定してまとめて持ち運びすることが可能です。

セッティングと注意点

それではセッティングしていきたいと思います。

注意

セッティングするときはくれぐれも素手で行わないようにしてください。

素手で行うと指紋が付き、そのまま火を入れてしまうと指紋が焼き付いてしまい落とせなくなってしまいます

素手でセッティングした場合は、しっかりと指紋を拭きとってから火を入れてください。

私も細心の注意を払ってセッティングしていたのですが、指紋が付いてしまっていました。。。

まずは煙突を出す位置を確認し、防火シートを敷きます。

セッティング後は位置の変更ができないので、設置場所・煙突の出る場所をしっかりと確認して下さい。

その上に本体を乗せます。

本体の根元にダンパー付煙突を取り付けます。

注意

このダンパーで本体から煙突に抜けていく熱や煙の量を調節します。

ダンパーを全開にすれば熱や煙が勢いよく煙突内を上昇し、ドラフト効果によりストーブ内を効率よく燃焼させることができます。

ダンパーを完全閉じてしまうと、煙が逆流していまいテント内が煙だらけになってしまうので注意してください。

あとは煙突をすべて繋げ、位置を微調整しながら煙突を本体に接続します。

注意

煙突用の穴が付いているテントもありますが、使用するテントによっては煙突の長さが足りなくなります

ogawaのピルツ15T/CやROBENSのクロンダイクなどの大型テントは高さが250cm以上もあり、ノマドビューMサイズの全高226cmを超えているので、延長用煙突が必須となります。

クロンダイクにノマドMサイズをそのままインストールしようとすると、こうなります。

煙突の長さが全然足りません。

365mmの別売り延長煙突を3本継ぎ足せばちょうど良い長さになりますよ。

長さを確認したら、煙突穴と煙突が触れる部分に二重煙突やメッシュプロテクターを装着してください。

煙突が無事テント外に出れば、セッティング完了です。

あとはストーブ内の薪に着火するだけです。

最初は炉内の温度も低く、ちゃんと燃焼するまで時間がかかりますが、安定しだすと太く大きな薪もなんなく燃えていきます。

着火後しばらくは煤でガラス窓が真っ黒になってしまいますが、燃焼させていれば次第に熱で焼き切れていき、キレイになっていきますよ。

撤収時はセッティング時の逆で、煙突からバラしていきます。

煙突にメッシュプロテクターを付けている場合、煙突穴にメッシュプロテクターの蝶ネジが引っ掛かり取り外すのにとても苦労します。

脚立などに乗って引っかかりを外すか、もしくはテントを撤収するまで煙突の先端はぶら下げておくハメになります。

最後に

防火シートは840度の高温まで耐えることができますが、防火シートが燃えないだけで熱はしっかり伝わります。

防火シートがあるからと炉内から落ちた小さな炭を放置していると、防火シートから熱だけ貫通しテントのフロアを溶かして穴を開けます

撤収時、無傷の防火シートをめくるとクロンダイクのフロアに穴が。。。

クロンダイク初張りだったんだよぉぉぉおおおお!!!

皆さんも、お気をつけください。