アウトドアチェアがかなり有名なHelinoxですが、コットもかなり優れています。
使い心地・耐久性・携行性は最強レベル!
もちろん私もHelinoxコットを愛用してますよ。
軽量コットは各メーカー多数販売されていますが、一番のおすすめはやはりHelinoxのコットだと思います。
ソロキャンプではベッドとして、グループキャンプやファミリーキャンプではベンチとしても使用できる軽量さと剛性は本当に素晴らしいですよ♪
みなさんにもぜひ使っていただきたいのでHelinoxコットの魅力をたっぷり紹介していきます。
Helinoxコットの種類
①コットワン コンバーチブル
②コットマックス コンバーチブル
③ライトコット
④コットワン コンバーチブル インシュレーテッド
⑤オプションパーツ
⑥他メーカーの軽量コットとの比較
①コットワン コンバーチブル
①コットワン コンバーチブル
まずはオーソドックスなコットワン コンバーチブル。
「コンバーチブル」とは複数の形態に変換できるという意味です。
通常はローコットのコットワンですが、別売りのコットレッグを付けることにより、ハイコットとしても使用できちゃうんです!
座面高が16cmから38cmにアップし、ベンチとして使用することも可能です。
コットレッグもコットワンのスタッフバッグの中に一緒に収納できるのでかさ張りませんよ。
コットレッグはハメ込むだけと非常に簡単。昼間はベンチとして、夜寝る時には脚を取ってローコットとして、利用方法にバリエーションがつけられるのも良いですね。
本体重量も約2kg、コットレッグをつけても約2.5kgと超軽量!
それでいて耐荷重は145kgと、一般的な成人男性でも気兼ねなく使用可能です。
そして何よりの特徴が、テコの原理を利用したこの脚の組み立て方ですよね。
一般的な軽量コットは脚を組み立てるのにかなりの力を必要とし、女性では少し大変ですよね。
しかし、コットワンはテコの原理を利用しているので簡単に組み立てることができます。
それでいて生地にはしっかり反発力があり、体格の良い男性が寝ても腰が沈み込むことはありません。
寝返りをうってもギシギシ音が出ることもなく、素晴らしい寝心地です!
一度使ったら他のメーカーのコットが使えなくなりますよ♪
基本情報
【重量】2.19kg(スタッフバッグ込 2.32kg)
【サイズ】長さ190×幅68×高さ16cm
【収納サイズ】幅54×奥行き16×高さ16cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥35,500 +税
②コットマックス コンバーチブル
コットワン コンバーチブルを一回り大きくしたモデルになります。
コットワンのサイズが長さ190×幅68×高さ16cmなのに対し、コットマックスは長さ210×幅75×高さ16cmとなり、長さが+20cm、横幅が+7cmアップしています。
かなりゆとりのあるサイズなので、大柄な体型の男性でも気兼ねなく使うことが出来ますよ。
コチラも別売りのコットレッグを付けることによりハイコットとしも使用可能です。
ただし、脚フレームがコットワン3本に対してコットマックスは4本あるので、コットレッグの選択には注意してくださいね。
12pcsはコットワン用、16pcsのコットレッグがコットマックス用になります。
基本情報
【重量】2.83kg(スタッフバッグ込 2.96kg)
【サイズ】長さ210×幅75×高さ16cm
【収納サイズ】幅58×奥行き16×高さ16cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥45,000 +税
③ライトコット
Helinoxコットシリーズの中でも最軽量なのが、このライトコットです。
ロースタイルオンリーですが、重量1.2kgとコットワンの約半分。女性でも片手で軽々持てちゃう重さですね。
それでいて耐荷重は120kgもあり、しっかりと剛性も備えています。
コットワンとの違いは他にもあり、サイズがコットワンに比べ一回り小さく作られています。
コットワンのサイズが長さ190×幅68×高さ16cmなのに対し、ライトコットは長さ185×幅60×高さ13cmとなっています。
小柄な男性や女性であれば十分なサイズですね。
脚の組み立てがコンバーチブルシリーズはテコの原理で簡単に組み立てられるのに対し、ライトコットははめ込み式のため若干手間がかかります。
それでもこの軽量コンパクトさは魅力的ですね。
基本情報
【重量】1.2kg(スタッフバッグ込 1.26kg)
【サイズ】長さ185×幅60×高さ13cm
【収納サイズ】幅53×奥行き13×高さ13cm
【耐荷重(静荷重)】120kg
【価格】¥29,000 +税
④コットワン コンバーチブル インシュレーテッド
2020年新作のフォーム入りの空気注入式シートを採用したモデルのコットです。
分かりやすく言うと、インフレーターマット内蔵のコットです。
インフレーターマットを別で持っていく必要がないのはありがたいですね。
バルブを開けると自動で空気が入り、追加で空気を吹き込めば好みの硬さに調整することが出来ますよ。
シート単体でも販売されているので、すでにコットワンを使っているユーザーにはありがたいですね。
コットマックス、ライトコットには対応していないので注意してください。
基本情報
【重量】3.03kg(スタッフバッグ込 3.17g)
【サイズ】長さ190×幅68×高さ17cm
【収納サイズ】幅64×奥行き20×高さ20cm
【耐荷重(静荷重)】145kg
【価格】¥46,000 +税
⑤オプションパーツ
コットワンに使えるオプションパーツも多数販売されています。
コットワンコンバーチブルには、暑い夏でも快適に過ごせるサマーキット、寒い冬でも保温材入りシートで快適なウィンターキット、フォームり空気注入式シートのインシュレーテッドコットワンパッドの3種類のシートに付け替えが可能です。
コットワンコンバーチブルをハイコットにするためのコットレッグ12pcs
コットマックスコンバーチブルをハイコットにするためのコットレッグ16pcs
ボールフィートをコットレッグに付ければ砂地での沈み込みを防止することができますよ。
1セット4個入りなので、コットワンには3セット、コットマックスには4セット必要になります。
ビブラム社製のゴムを使用したボールフィートなんてものもありますよ。
⑥他の軽量コットとの比較
コットワンと何かと比較されるサーマレスト「ウルトラライトコット」、日本の老舗アウトドアメーカーogawaの2020年新作「ハイ&ローコットワイド」、WILD-1のコスパ最強メーカークオルツの「2WAYライトビームコット」の3点と比較してみたいと思います。
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ヘリノックス コットワン | サーマレスト ウルトラライトコット | ogawa ハイ&ローコットワイド | クオルツ 2WAYライトビームコット | |
サイズ | 190×68×16cm | 183×61×13cm | 191×71×42/25cm | 191×61.5×36.5/22.5cm |
収納サイズ | 54×16×16cm | 41×13×13cm | 59×19.5×17cm | 55×19×17cm |
重量 | 2.19kg | 1.2kg | 5.2kg | 3.3kg |
耐荷重 | 145kg | 147.5kg | 120kg | 100kg |
価格 | ¥35,500+税 | ¥25,000+税 | ¥19,800+税 | ¥13,800+税 |
カタログスペック上での比較ですが、タフな使用に耐えられそうなのは耐荷重が145kg超のコットワンとウルトラライトコットですね。
ハイ&ローコットワイドは重量5.2kgもありながら耐荷重120kgとちょっと心もとないですね。それでもハイコットとしてベンチ使用できるほどのタフさは備えています。
2WAYライトビームコットは耐荷重100kgとこの中では一番華奢ですね。実際ハイコット時にベンチとして使用は出来ないのはちょっと残念です。
その分コットとしての価格はこの中では一番手が出しやすいですね。
ウルトラライトコットはその名の通り、収納サイズ・重量ともに圧倒的ですね。
価格的にもまだ手が出せそうです。
唯一惜しいのがハイコットとして使用できない点でしょうか。
コットワンは全体的にバランスが良いですね。
サイズも大きめで使いやすく、それでいて収納サイズはコンパクト。耐荷重も申し分なく、別売りのコットレッグを付ければハイコットとしても使用可能。
難点なのが、価格が高いというところですね。コットレッグも揃えると約5万円になります・・・
しかし、使用感・耐久性・汎用性を考えると、それくらいの金額を出す価値はあると思います!
私はHelinoxとNordiskのコラボしたラウンジベッドという狂った価格のものを使っていますが、使い心地は抜群です。
(コットワンより横幅が7cm広いからってのもありますが)
別売りのコットレッグを付ければハイコットとしても使えます。
私はいつもハイコット仕様で使ってますよ。
(コットの下に荷物を置けるのと、万が一の虫の襲撃の予防のために←超重要)
良いものを使えば心も満たされます。
是非、ヘリノックスのコットで素敵なキャンプライフを楽しみましょう♪