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アウトドア キャンプ道具レビュー

小型のハンドアックス UNIFLAMEの燕三条乃斧レビュー

あると便利
なくても特に問題ない

そんな薪割り用のキャンプ道具です。

新潟県燕三条に位置するアウトドア用品キャンプ用品総合メーカー、UNIFLAMEから販売されている、燕三条乃斧を紹介します。

燕三条乃斧基本情報

サイズ全長:約27.5cm
刃長:約11.5cm
身厚:約0.5cm
材質刃部:炭素鋼材(S50C)
柄:EPDM(ゴム系)
重量約450g
セット内容シース

手斧なので当たり前ですが、バトニング前提の小型サイズですね。
薪の割り方は鉈やナイフと同じ様な使い方になります。

刃が薄いので、フェザースティックもやろうと思えば出来なくはないと思いますが、ちょっと難易度は高そうです。

いや、やっぱ無理かな。

全長は約27.5cm、一般的なペグハンマーより少し短めのサイズですね。

参考までに
ユニフレームのREVOハンマーが全長約29.5cm
スノーピークのペグハンマーPROが全長約29cmです。

荷物を減らしたいソロキャンパーにはうれしいサイズ感ですね。

刃長は約11.5cmと広めなので、初心者にも優しい仕様になっています。
ハルタフォースなどの斧は刃長が7cmほどしかないので、かなり余裕のある長さになりますよ。

刃の厚みは僅か0.5cmと極薄です。

極薄ですが、炭素鋼材なのでかなりタフですよ。

かなりタフですが、ハンマーでガンガン叩きまくると流石に変形してきますので気を付けてください。

刃の背の部分には薪折り用の溝が付いており、細い薪や枝をかんたんに折ることができますよ。
ただ、ここで折れるレベルの薪や枝だと、正直素手でへし折った方が手っ取り早かったりします
(なので私はこの溝を使ったことがありません)

柄の部分もEPDM素材(ラバーグリップみたいな感じです)で、
しっかり掴めるので滑ってすっぽ抜ける心配もありません。

収納の際は、しっかりとしたレザーのカバーを刃部に装着します。
初めのうちは少しきつく、装着するのに力が要りましたが、使っていくうちに馴染んでいくので、使い続けていれば簡単に装着できるようになりますよ。

使い心地

針葉樹などの焚き付け用の薪ならパッカンパッカン割ることができます。
木目に合わせて刃部を置き、斧の背をハンマーや薪で叩くだけでパッカーンと割れます。

ただ、広葉樹など節の多い薪を割る際は隅っこのほうから割っていかないと、最悪詰みます

いきなり真ん中から割ろうとすると、薪にガッチリ嵌って斧が抜けなくなります。
厚みが0.5cmしかなく、薪の切断面を広げられないのでガチガチに嵌ります。

ハンマーで全力でバトニングしても全く割れず、引っ張り抜こうにもホールド力が強すぎて薪から外せません。
ノコギリで救助するハメになります。

私は毎回広葉樹を真っ二つに割ってやろうと勝負を挑むのですが、毎回泣きながらノコギリで救助してます。

だからというわけではないですが、UNIFLAMEからは燕三条乃鋸という商品も販売されています。

一緒に揃えるといざという時とっても助かりますよ。

最後に・・・

燕三条乃斧は見た目も可愛くて初心者でも使いやすい。
斧で薪割りをしてると、ベテランキャンパーみたいな気分になれるのでオススメですよ。

「小型のハンドアックス UNIFLAMEの燕三条乃斧レビュー」への1件の返信

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